彼女はWebだが役に立つ
昨年まで放送されていた某TBSのドラマにインスパイアされて、Webサービスを作りました。
サイトURL↓
http://hagiwara.nkmr.io/cmp2/haji/サイトは閉鎖しました。(追記:2018/05/20)
デモ動画
www.youtube.com
特徴
- 安心安全のgoogle認証での契約
- いつだってどんなときも相手してくれる会話機能
- あなたの睡眠をしっかり管理!睡眠グラフ機能
- googleカレンダーと連動で予定も管理!カレンダー機能
- 火曜日じゃなくてもハグできる!?毎日ハグ機能
技術的なやつ
google認証
主に以下のサイトを見ながらリンクを生成し、リダイレクトで投げてます。
Google OAuth 2.0 を使い、Web アプリケーションに認証機能を追加する - komiyakの通り道
良い点としては、アクセス権を申請すると、ユーザーからは一回認証するだけで、googleの様々なサービスのapiを叩くことができます。
今回はプロフィールの名前情報などとカレンダーの予定にアクセスする権限を利用しました。
gyazo.com
googleカレンダーapi
公式のサンプルをいじって、認証した済みのアカウントからカレンダー情報を読み取るようにしました。
Browser Quickstart | Calendar API | Google Developers
google api群のサンプルは本当に充実してて、様々な言語でコードをコピペすれば動くようになってて感動しました。
会話機能
会話機能は2つのapiから成り立っています。
- ドコモの雑談会話API 雑談対話 | docomo Developer support | NTTドコモ
- MicrosoftのCognitive ServicesにあるComputer Vision API Image Processing with the Computer Vision API | Microsoft Azure
流れとしては、会話の入力があったら雑談APIにそのまま投げて、画像が投げられたらその結果をComputer Visionに投げ、帰ってきた英文字に関して雑談APIに投げ直すってことをしています。現在、ご飯系(food,dish)とケーキ系(cake)の画像だと判断されたらそれぞれ、"食事"と"ケーキ"という単語を雑談APIに送って結果を表示しています。
はじめは、すべての写真に対して返信したかったのですが、無料で簡単に叩ける翻訳APIが見つからず、断念しました。
画像のpostをajaxですることがサンプルがなかなか見つからず、苦労しました。このサイトを見つけてサンプルをいじることで、なんとか実装できました。顔検出API仕様
ハグ機能
打ち合わせ中
??「やっぱ、ハグしたい!!」
俺「そうだなー圧力センサーぬいぐるみの中に入れて使うのも面倒だな(ハード触りたくない)」
??「うん....」
俺「あ、ぬいぐるみに鈴を付けて、鈴の周波数を解析して、ハグして音が鳴ったら反応するとかいけるんじゃね?」
結論できた。
まず、マイク入力をフーリエ変換するサンプルを探しました。
マイクから周波数取得(WebAudio) - jsdo.it - Share JavaScript, HTML5 and CSS
ところが、マイクが動かないという事態に
どうして動かないかを調べてみると新しいAPIになったらしく動かないのと同時に制約がついてました。
新しいAPIと制約について
カメラを使ってみよう ーWebRTC入門2016 | HTML5Experts.jp
HTMLファイルの置き場所
カメラやマイクにアクセスするには、サンプルのHTMLファイルをWebサーバーに配置する必要がありますが、実はブラウザによって条件が異なります。
Chromeの場合 … 原則 https://~ のみ。例外として http://localhost/~ でも利用可能
Firefoxの場合 … https://~ および http://~ の両方で利用可能。さらに file://~ でも利用可能
Edgeの場合 … https://~ および http://~ の両方で利用可能。さらに file://~ でも利用可能
FirefoxやEdgeの場合は、ローカルのHTMLファイルを直接読み込んでも、利用可能です。
ずっとChromeで開発しており、研究室のサーバーはhttp接続ということでピンチ!
そこで、Firefoxで実行することにしました。(実行はFirefoxからしてください)
あとの画面の描画はprocessing.jsでしました。Processing.js
最後に
いろいろありましたが、無事に動く形に完成できました。年始はとくに死にそうだったけど。お疲れ様でした。