Processingで作る初めてのAndroidアプリ

Processingから簡単にAndroidアプリを作ることができます!

しかし、色々苦戦したので記事にしとこうと思います。
一応このサイトの通りにすればある程度は出来ると思います。
Processing で作ったプログラムを Android で動かす

その付け足しで書いていこうと思います。
(2015/06現在)

Android 端末の準備

  • PC と Android 端末を接続できる USB ケーブルを用意します。
  • 設定 > タブレット情報 で Android バージョンを確認します。
  • 設定 > 開発者向けオプション > USB デバッグ を有効にします。

これ、僕のスマホ(Xperia(TM) Z3 SOL26)の設定をいくら見ても"開発者向けオプション"がなかったんです!
その時は、設定>端末情報>ビルド番号を三回タップしてください。
開発者モードが表示されるようになります。

ソフトウェアのインストール

これらのソフトウェアを入手してインストールしてください。 環境変数 PATH に以下のディレクトリを追加する必要があります。

  • [ant-install-dir]\bin (ant を使うため)
  • [android-sdk-install-dir]\platform-tools (adb を使うため)

antとSDKは C:\android のフォルダーを作ってantの展開,SDKのインストールするのを進めます。
SDKSDK Manager.exe を起動して、最初からチェックのついてるものと、Android 4.2.2(API 17)を入れればOKだと思います。(実機の場合は Extras > Google USB Driverもチェック)
あまりにもバージョンが新しいとアプリが出来ない恐れがあります。
(HSPAPI 17を使っててそのまま流用した)
あとは「Installed packages」でダウンロード&インストールしちゃえばOK!

インストールしたソフトウェアを設定する

Processing に Android mode をインストールする

  • Processing を起動し、ウィンドウ右側にある「Java▼」をクリックして、 表示されたメニューから「Add Mode...」を選択します。
  • Mode Manager というウィンドウが開くので、Android Mode を選択して、 Install ボタンを押してインストールします。
  • Java▼」のメニューに Android の項目が追加されていれば完了です。

今回の記事でいちばん書きたかったのはこの部分です。
これがなくなってたんです!
Processingのバージョン低くくしても出てこなくて・・・・・・
よって、強制的に入れていきます~
まず、これの"AndroidMode.zip"をダウンロードして、展開してください。github.com
展開した奴を、ドキュメント>Processing>modesの中に移します。
階層を間違えると動かないので注意してください。
一回processingを再起動します。
そして、右上の「Java▼」をクリックすると「Android」って表示されるはずです。
クリックするとAndroid モードのエディターが立ち上がります。
あとはコードを書くだけです。

エミュレータ上で動作確認を行う

エミュレータは PC 上でスマホの振りをしてくれるソフトです。 これを使って自作のプログラムが動作することを確認してから本物の端末に移るとよいです。

  • Processing を Android Mode に切り替えます。
  • メニューから Sketch > Run in Emulator を実行します。
  • エミュレーターが起動するまで待ちます。スマホが起動していくような画面が PC 上に表示されます。
  • エミュレーターが起動するのに時間がかかりすぎて、先に Processing が諦めてしまうことがあります。その場合は再度 Run in Emulator してください。
  • エミュレーターの中で Processing で作ったプログラムが動けば成功です。

この方法はやったことがないので割愛します。

実機 (本物の端末) 上で動作させる

PC に端末の USB driver をインストールする

詳しい手順は こちらの資料 が画像付きでわかりやすいです。

  1. 前述の手順で Android SDK Manager を実行し、 Extras > Google USB Driver にチェックを入れてインストールします。
  1. 端末を USB ケーブルで PC に接続します。(端末の電源はオンにしてください)
  2. コントロールパネル > ハードウェアとサウンド > デバイスマネージャー を開きます。
  3. デバイスマネージャーから Android 端末のプロパティを開きます。 (「ほかのデバイス」の下にあります)
  4. 詳細 > プロパティからハードウェアIDを選択して、値を調べる。
  5. [android-sdk-install-dir]\extras\google\usb_driver\android_winusb.infテキストエディタで開きます。
  6. 調べたハードウェアIDの値をファイルに追記して保存します。
  7. 再び端末のプロパティ画面に戻り、全般 > ドライバーの更新 から編集した android_winusb.inf を選択してインストールします。

この処理は必うような端末と不要な端末があります。
端末をPCとつないだ時に自動でインストールしてくれる場合は不要です。

最初にSDKのパスを聞かれると思うのでその時は c:\android\SDK のフォルダーを選択して下さい。

ここまで来たら多分もうAndroidをつないで実行すると自動的にアプリのコンパイル&インストール&実行されるはずです。
もし、コンパイル関係のエラーが出たらツールバーAndroid>Select target SDK のバージョンを下げてみてください。
また、端末がつながってるかも Android>Select device で確認してください。

始めはエラーばっかりで苦しむことも多いかもしれないですけど、乗り越えてProcessingからのAndroid アプリ開発をしましょう!

また、時間があるときにdebugモードでのコンパイル とか制約とかも書きたいと思います。

参考サイト
Processing で作ったプログラムを Android で動かす
Google USB DriverでAndroid端末をWindowsに認識させる - Yahoo!知恵袋
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